映画『フォードvsフェラーリ』が、第92回アカデミー賞<音響編集賞><編集賞>を受賞。
ル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた奇跡の実話。伝説といわれる1966年のレースを描く。日本では、2020年1月10日(金)より公開。
ル・マンの常勝チームであり、絶対王者のフェラーリ。それに勝つためには、性能の良い車の開発、優秀なドライバーなどが必要だった。もちろん時間や資金は限られている。フォードのカー・エンジニアと破天荒なドライバーが、長年絶対王者として君臨するエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に勝つというミッション。力を合わせて立ちはだかる数々の乗り越え、ル・マン24時間耐久レースへと向かっていく。『フォードvsフェラーリ』では男たちが不可能に挑戦する姿、意地とプライドをかけた闘いを描いていく。
24時でサーキットを何周できるかを争うレース。時には直距離レースを時速370㎞で走ることもあり、激しく損傷した車は次々と脱落していく。人間の能力の限界まで追いつめられる。参加するには不可能を成し遂げる勇気が必要。
キャロル・シェルビー(マット・デイモン)
フォード・モーター社にル・マンでの勝利を託され、招かれるカー・エンジニア。ル・マンで優勝した経験があるが、心臓病によりリタイヤしていた。フェラーリを超える新しい車の開発を手掛ける。演じるのは『オデッセイ』と『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞にノミネートされたマット・デイモン。
ケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)
フェラーリに勝つためにはドライバーが重要だと主張するシェルビーは、ケン・マイルズに目を付ける。破天荒なイギリス人レーサーということで会社の重役からは煙たがられる。ケンとキャロルの友情も映画の見どころの1つ。
演じるクリスチャン・ベールは、『ダークナイト』のようなアクションから『バイス』のような政治ドラマまで幅広くこなす名優。第77回ゴールデン・グローブ賞においては、主演男優賞にノミネートされた。
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールドが監督。彼は映画について次のように話している。
「ケン・マイルズとシェルビーの二人にあったような友情の価値について考えて頂けると嬉しいです。1966年は、まだ、持ちつ持たれつの関係が技術に奪われていませんでした。エレガントな車やスピーディーなレースの描写よりも、『フォードvsフェラーリ』は家族やサバイバルについて描いてます。自身の壁を破りたいと思うなら、自分の人生を友人に託せるよう努力しなければならないですから。」
また日本時間2月10日(月)に発表される第92回アカデミー賞においては、作品賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の4部門にノミネートを果たしている。
270度3面で体験する巨大スクリーン、60以上のスピーカーを使用した最高の音響を組み合わせたScreenXでの上映も一部シアターで決定。153分間の上映時間の内、約44分が3面スクリーンで上映され、圧倒的な没入感を提供する。レースカーを運転しているかのような‘エクストリームカーレーシング’ 体験を満喫してみてはいかがだろう。
『フォードvsフェラーリ』
原題: Ford v. Ferrari
日本公開:2020年1月10日(金)
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベール、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ
製作:20世紀フォックス映画/
■スクリーンX 上映館:
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸(千葉県)、シネマサンシャインかほく(石川県)、シネマサンシャインららぽーと沼津(静岡県)、シネマサンシャイン下関(山口県)、ユナイテッド・シネマ 福岡ももち(福岡県)、ユナイテッド・シネマ PARCO CITY浦添(沖縄県)、TOHOシネマズ 熊本サクラマチ(熊本)