「不思議の国のアリス展」が、横浜・そごう美術館で2019年9月21日(土)から11月17日(日)まで開催される。その他、福岡、静岡などでも開催。
イギリスの作家、ルイス・キャロルによる世界的ベストセラー『不思議の国のアリス』は、誕生から約150年を迎えてもなお、多くの人を魅了し続けている物語。「不思議の国のアリス展」では、『不思議の国のアリス』の原点や、少女アリスが迷い込む不思議な世界とキャラクターの魅力を、日本初公開を含む貴重な作品と共に紹介する。
会場内には、日本初公開となるルイス・キャロルによる「アリス」のスケッチや、『不思議の国のアリス』の挿絵を手掛けたジョン・テニエルの直筆原画を展示する。
その他、アーサー・ラッカム、エリック・カール、ヤン・シュヴァンクマイエル、サルバドール・ダリ、マリー・ローランサン、草間彌生、清川あさみ、山本容子、舘鼻則孝など多彩なアーティストが独自の世界観で表現した「アリス」が集結。それぞれのアーティストのフィルターを通した「アリス」を楽しめる。
また、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』、2つの物語に登場する、シロウサギやチェシャネコ、ハンプティ・ダンプティといった、ユニークなキャラクターたちを魅力的に描いた作品なども展示される。
舘鼻則孝は、「もし、アリスからオーダーをもらったら」というストーリーを思い描き、ヒールレスシューズ「Alice Blue Shoes」を制作。舘鼻は制作にあたり、「伝統的なストラップシューズ『メリージェーン』にブルーとレッドのクリスタルストーンをあしらい、好奇心旺盛でガーリーなアリスのイメージに、少し大人で清楚な要素をプラスした」と語っている。
横浜会場のそごう美術館では、前売限定で「ハードロックカフェ」とコラボレーションしたオリジナルピンバッジ付チケットを販売。また、コンセプトショップ「水曜日のアリス」とコラボレーションした、展覧会限定デザインのグッズも展開される。
「リアル脱出ゲーム」とのコラボレーションイベントが実施される。参加者は、消えたシロウサギを追いかける途中で迷い込んだ薄暗い書斎で、次々と現れる不思議な暗号をヒントに謎を解き明かし、「不思議の国」からの脱出を目指す。
「不思議の国のアリス展」横浜展
会期:2019年9月21日(土)~11月17日(日) ※会期中無休
開館時間:10:00~20:00(最終入館は、閉場30分前まで)
※最終日の11月17日(日)は10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
場所:そごう美術館
住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 横浜駅東口 そごう横浜店 6階
観覧料金:大人 1,500円(1,300円)、大学・高校生 800円(600円)
※( )内は20名以上の団体および前売券 ※障がい者手帳各種持参者、および同伴者1名は入館無料
※ミレニアム/クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカードの持参者は前売・団体料金にて観覧可能
※前売券は2019年7月4日(木)~2019年9月20日(金)に販売。
限定ピンバッジ付前売券:1枚 3,000円(税込) ※数量限定につき、なくなり次第終了。
■リアル脱出ゲーム
キット販売価格:1,500円(税込) ※会場にて販売
【問い合わせ先】
そごう美術館
TEL: 045-465-5515
■巡回
・神戸(兵庫県立美術館)
会期:2019年3月16日(土)~5月26日(日)
・松本(松本市美術館)
会期:2019年7月13日(土)~9月8日(日)
・福岡(福岡市美術館)
会期:2019年12月3日(火)~2020年1月19日(日)
・静岡(静岡市美術館)
会期:2020年2月1日(土)~3月29日(日)
・名古屋 ※会期など詳細未定。
・新潟 ※会期など詳細未定。