展覧会「チェコ・デザイン 100年の旅」が富山県美術館にて、2019年6月1日(土)から7月28日(日)の期間で開催される。
アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1894 年 チェコ国立プラハ工芸美術館蔵
「チェコ・デザイン 100年の旅」では、チェコ国立プラハ工芸美術館の所蔵作品を中心に、19世紀末から現代までのチェコのデザインを紹介。
ラジスラフ・ストナル《ゾウ》(国立家内工業教育研究 所のためのデザイン)、1930 年頃 チェコ国立プラハ工芸美術館蔵
展示作品数は、家具、食器、ポスター、おもちゃ、書籍など約250点。ヴァーツラフ・シュパーラの作品、小箱《悪魔》や、カレル・チャペック著『ダーシェンカ あるいは子犬の 生活』などの立体作品や本などの様々な展示物を通して、独自の道を拓いてきたチェコのデザイン史を概観出来る。
カレル・チャペック著『ダーシェンカ あるいは子犬の 生活』初版、1933 年 チェコ国立プラハ工芸美術館蔵
また、注目なのが、本展に出世作といわれる《ジスモンダ》が出品されているアルフォンス・ミュシャの併設特別展示。代表的な連作シリーズや広告ポスターなど、チェコを代表する世界的画家の作品20点を観覧することが可能だ。
【詳細】
チェコ・デザイン 100年の旅
会期:2019年6月1日(土)~7月28日(日)
会場:富山県美術館 2階展示室2、3、4
住所:富山県富山市木場町3-20
開館時間:9:30~18:00(観覧受付は17:30まで)
観覧料:前売一般 700円、当日一般 900円、大学生 450円
※高校生以下無料。
※一般前売券は、5月31日(金)まで、富山県美術館、富山県水墨画美術館、アーツナビで販売。
※毎週水曜日、7月16日(火)は休館。