るろうに剣心シリーズ最終章2部作『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が2021年に連続公開。それぞれ2021年4月23日(金)、6月4日(金)より公開される。なお4月2日(金)からは、最終章の公開を記念して、3週連続で過去3作品を一挙上映する。
原作は、「週刊少年ジャンプ」に連載された和月伸宏作の人気コミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」。幕末から明治にかけての激動の時代を舞台に、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心の活躍を描いたアクション時代劇コミックだ。
これまで実写化された『るろうに剣心』『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』の3作品は、シリーズ累計興行収入125億円以上を突破。度肝を抜くような超高速アクション、そしてエモーショナルに描かれる人間ドラマは、大きな反響を呼び、世界各国でも数々の賞を獲得した。
そんな人気映画が、2021年春に遂に完結を迎える。前作から5年ぶりとなる最新作は、全2部作で構成。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、これまで語られることのなかった剣心の過去が明かされる。
かつては“人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀”さかばとう”を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心達は、<神谷道場>で平和に暮らしていた。しかし、突然何者かによって東京中心部が攻撃される。剣心とその仲間に危険が及んでくる。それはいったい誰の仕業なのか?何のために攻撃してくるのか?剣心は仲間とともに新時代への一歩を踏み出すことができるのか?
今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。
これまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代の物語を通して明かされる、「るろうに剣心」の原点と究極のクライマックスに是非注目してほしい。
主演に佐藤健
主人公・緋村剣心(別名:抜刀斎)は『8年越しの花嫁』『サムライマラソン』の佐藤健が続役する。
「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この二部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」とコメントを寄せている。
映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』で主演を務める、佐藤健にインタビューを実施。人気コミックを原作に、約10年の月日を経て完結する映画シリーズにかける想いを伺った。
縁(えにし)役 - 新田真剣佑
シリーズ史上最恐の敵である雪代縁(ゆきしろえにし)を演じるのは新田真剣佑。
縁は、剣心の妻であった雪代巴の弟。十字傷の謎を知る男。中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み、京都編で剣心を苦しめた志々雄真実(ししお まこと)を操っている。剣心はもちろん、関わるもの全て、また、剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、<人誅(天が裁かなければ、己が裁く)>を仕掛けてくる。
雪代巴役 - 有村架純
幕末、剣心が人斬り抜刀斎と呼ばれていた時代、剣心は結婚していた。血も涙もない剣心が、唯一心を許したにもかかわらず、その手で斬殺してしまう妻。巴は剣心の頬の十字傷に深く関わるとともに、彼女の存在は剣心が人斬りをやめ、「不殺の誓い」を立てる理由にもなる。『最終章 The Final』では巴との想い出がキーとなる。
「人を活かす剣」を唱え、持つ剣心にとって初めてできた、帰りたい家、そして仲間がいる場所が<神谷道場>。平和の象徴である<神谷道場>に集う仲間たちのキャストは、シリーズお馴染みの顔ぶれが揃う。神谷薫役に武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役に青木崇高、女医の高荷恵役に蒼井優が続投。