羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)として推進されていた大規模複合施設「羽田イノベーションシティ(HANEDA INNOVATION CITY)=略称:エイチ・アイ・シティ(HICity)」が、2023年11月16日(木)にグランドオープンする。
羽田空港の国際線発着枠拡大に伴い、住友不動産による「羽田空港エアポートガーデン」が開業するなど、周辺の整備が着々と進んでいる羽田空港エリア。今後、ますますの賑わいが期待されている。
「羽田イノベーションシティ」は、こうして進化する羽田空港の国際線ターミナルから1駅1分の京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋駅」の直上に位置する駅直結の大型複合施設だ。
約5.9ヘクタールの広大な敷地に、イベントホールや文化体験商業施設、アート&テクノロジーセンター、飲食施設、ビジネスホテル、研究開発施設(ラボ・大規模オフィス)、先端医療研究センター、会議場、研究・研修滞在施設、水素ステーションなど、先端産業・文化産業の分野を中心に、多彩なニーズに応えるテナントを整備。大規模な複合開発とあわせ、自動運転バスやロボットの活用といった実証実験の取り組みも行う、日本初の“スマートエアポートシティ”となる。
「羽田イノベーションシティ」には、空港からほど近い場所ならではのコンテンツを用意。革新的な技術をとりいれたものから、日本ならではのカルチャー体験まで多彩なテナントが揃う。
戦闘機のフライトシミュレーターを3機導入した、日本初の体験型施設「LUXURY FLIGHT」は、数多くのコンテンツを擁す「羽田イノベーションシティ」でも注目したい場所。海外から直輸入した本物志向の設備によって、躍動感ある戦闘機ファイター体験を可能にしており、元現役ファイターを含めたアドバイザーが丁寧に操縦方法を教えてくれるので初心者でも気兼ねなく参加できる。家族や友人との対戦も楽しめる。
「足湯スカイデッキ」は、羽田空港からの飛行機を望む“絶景足湯スポット”。イベントなどの開催も予定している。
日本の食文化のルーツを探究する飲食モールも備える「羽田イノベーションシティ」では、海外から来た旅行者にも優しい、幅広い日本食を堪能できるラインナップを揃える。
全国各地の地元グルメ、郷土料理が味わえる「GURUNAVI FOODHALL WYE 天空橋」や、「とんかつ檍」、地産の食材を活かしたオールデイダイニング「クレアディスケ」などがオープン。加えて、コックもウェイターも全てがロボットの未来型レストラン「AI_SCAPE」、国内外の希少なオールドボトルを多数取り揃える京都発の新感覚バー「お酒の美術館」など、ユニークな飲食店が目白押しとなっている。
「羽田イノベーションシティ」内にオープンするZeppホール「Zepp Haneda(TOKYO)」は国内最大級の規模となる、約3,000人を収容可能。今後、音楽イベントや様々な催事が開催されていく。
ビジネスホテル「京急EXイン」は、日本全国だけでなく海外から訪れる会議・研修にともなう宿泊需要にも対応する会議研修施設「コングレスクエア羽田」に併設しており、セミダブル217室、ダブル18室、ツイン・トリプル・ユニバーサル計24室の合計259室を設ける。また、施設内には大浴場も完備している。