イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)から、クリスマスに向けたギフトシリーズ「FLORIOGRAPHY」の新作が登場。

「FLORIOGRAPHY」とは――

「FLORIOGRAPHY」は、贈る人と受けとる人の心を繋げる“贈り物”。日頃心に留めている思いを手紙に託し、そのカードで花のコサージュを優しく包み込む。たった1輪の名も花言葉もない花は、言葉を纏うことで気持ちのこもった世界にひとつだけのギフトとなり、贈る人の言葉を受けとる人に伝える橋渡しとなる。

2人だけの“花言葉”をのせて

メッセージカードには、「COLOURS」「YOU」「STORY」など様々なキーワードが用意されており、そのなかから言葉をマルで囲んだり、そこから文章を繋げたりすることでメッセージを完成させることができる。また、メッセージカードの中央には余白があり、自分で自由にメッセージを書いてもいい。

もともと「FLORIOGRAPHY」は花言葉の意味。2人の間にしかない“花言葉”を綴って、大切な人に贈ってみてはどうだろう。

コサージュだけじゃない、贈る花のバリエーションも多彩

今季は、"いろいろの“ がテーマ。昨年も登場したコサージュに加えて、ヘアゴムやチャームがラインナップに加わる。また、グリーンやブルーなど、カラーバリエーションもより豊富に展開される。

全ての花は、イッセイ ミヤケのオリジナル素材であるスチームストレッチをベースとした正方形の生地からできており、熱によって縮んだプリーツが作る花弁が、いきいきとした表情をみせてくれる。

制作はイッセイ ミヤケとTakramの協同

制作にあたっては、前回と同じくデザイナーである宮前義之をはじめとするイッセイ ミヤケのデザインチームに、Takramのコンテクストデザイナー/パートナーである渡邉康太郎を迎えた。なお、2017年に発売した際には、次のようなエピソードがあったと渡邉が語っている。

2017年「FLORIOGRAPHY」プロジェクトの振り返りより

渡邉：印象的だったのは、友達以上、恋人未満の関係のカップルが青山店を訪れていたときのこと。彼らは、「FLORIOGRAPHY」にとても興味を持ってくれていました。

すると、彼が「これがきっと似合うからプレゼントするよ。でも、手紙を書かなきゃいけないから、ちょっとだけ待ってくれる？」と言って、手紙を書き始めたんです。彼は店内のテーブルで、白紙の紙を見ながらずーっと頭をかかえていて。彼女はというと、お店の外に出て、暗くて寒い中ずっと待っていたのですが、なぜか彼女も手紙を書いているような、優しさに満ちた顔をしていました。2人のぎこちない恋の始まりみたいな雰囲気が、本当に素敵でした。

贈り手がメッセージをしたためるとき、受け手の顔を浮かべながら書いてくれれば嬉しいし、その寄り添う言葉、単語同士をつなぎ合わせることで生まれる、2人の間だけで意味を持つメッセージがあってほしいですね。そして、今後この花のコサージュが、そのメッセージを思い出させるようなきっかけになればいいなと思っています。

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東急プラザ銀座で期間限定イベントも

期間限定イベント「"FLORIOGRAPHY" EXHIBITION」が、東急プラザ銀座6階のパブリックスペース「KIRIKO LOUNGE」にて、2018年12月7日(金)から12月25日(火)まで開催される。会期中は、スチームストレッチをベースに作られた花の手紙とコサージュの展示販売を行う。

商品詳細

FLORIOGRAPHY
取り扱い店舗・取り扱いスタート日：
・2018年11月15日(木)～ 全国のイッセイ ミヤケ店舗とオンラインストア、MoMA デザインストア 表参道
・2018年11月22日(木)～ MoMA デザインストア 京都
・2018年12月7日(金)～ 東急プラザ銀座 6F「キリコラウンジ」
※2018年12月25日(火)まで
価格：コサージュ 各6,000円＋税、ヘアゴム 7,000円＋税、チャーム(小) 8,000円＋税、チャーム(大) 12,000円＋税

■ "FLORIOGRAPHY" EXHIBITION
開催日時：2018年12月7日(金)～12月25日(火) 11:00～23:00(日・祝日は21:00まで)
※12月23日(日)は23:00まで
開催場所：東急プラザ銀座 6階「KIRIKO LOUNGE」
住所：東京都中央区銀座5-2-1

【問い合わせ先】
ISSEY MIYAKE INC.
TEL：03-5454-1705