春夏シーズンに比べ、ダークカラーの衣服を着る機会が多くなるこれからの季節。ダークトーンのコーディネートはシックだが、"カラートーンのマンネリ化"に陥りやすい。

そこで、一点投入するだけでより"秋冬らしさ"が増す「レッドブーツ」のコーディネートパターンを、2018-19年秋冬コレクションでよく見られたカラーコンビネーションごとに紹介。「レッドブーツ」でカラーのある秋冬ファッションを楽しもう。

レッドブーツ×ブラックコーデ

最初は「レッドブーツ×ブラックコーデ」。レッドもブラックも主張の強い色なので、大胆でクールなルックが完成する。

コーチ(COACH)は、スタッズショートブーツにブラックレザーのロングジャケットをスタイリング。"スタッズ×ブラックレザー"がロックな印象になりがちだが、女性らしいレッドとペイズリー柄ワンピースで"甘辛ミックス"に。

同じくコーチ(COACH)から、レッドロングブーツとブラックのロングワンピースを合わせたルックが登場。ワンピース裾部分をシースルー素材にし、あえてビビットなレッドカラーをワンピース越しに見せている。

ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)は、レッドの編み込みショートブーツにブラックのワイドパンツを合わせた。彩度の低いブーツなので、鮮やかなレッドとピンクのトップスを用いて大胆で印象的なコーディネートに仕上げた。

レッドブーツ×イエローコーデ

2018-19年秋冬コレクションの中で最も多く見られたのが「レッドブーツ×イエローコーデ」。深いレッドとイエローの組み合わせが、クラシカル、メンズライク、ガーリーなど、どんなタイプのルックにも秋冬らしさを出してくれる。

サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)は、レッドブーティーに薄ベージュのパンツ、彩度の高いイエローのシャツ、ハンドバッグ、グローブを合わせた。グレージャケットとブーティーをアクセントに、秋らしい装いとなった。

ミュウミュウ(MIU MIU)は、イエローニットをアクセントにしたキャメルトレンチコートと、レッドブーツのコーディネート。王道トレンチコートを遊び心あるデザインのブーツと合わせ、個性的なルックへと変身させた。

アンダーカバー(UNDERCOVER)は、イエローとグレーのチェック柄ジャージスタイル。レッドブーツと合わせることで、ニット帽やジャージといった"気楽"なスタイルを"抜け感"へと昇華させた。