アメリカの大手アパレルブランド「ジェイクルー(J.Crew)」が3月22日よりEコマース事業を、これまでの29ヶ国から107ヶ国へ拡大することを発表した。アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、中東、南米の全域をカバーし、41種類の通貨での取引が可能になる。

「私達は、ベストの中のベストを、世界中の顧客に提供するというミッションを負っています。顧客には店頭での質の高さをオンラインでも同じように体験をしてもらえるようになっています。世界中の新しい顧客にジェイクルーを紹介できることをとても嬉しく思っています」とジェイクルー・グループ・インク(J.Crew Group, Inc.)の会長兼最高経営責任者であるミラード・ドレクスラー(Millard Drexler)はコメント。

なお、このEコマースのグローバル展開開始を記念して、北米を除く世界中の顧客に向けて、送料と返送料の無料サービス、免税サービスを期間限定で提供する。

ジェイクルーは1983年に開始したカタログ通販と、そのカタログの見易さ、ビジュアルの良さによって人気となったことで知られている。オンラインでの販売も、ウェブサイトを1996年に開設するなど早くから着手した。今後はEコマース事業をさらに国際的に成長させ、数年の内にヨーロッパやアジアの選ばれたマーケットで専門店をオープンすることを目指すという。

■J.Crewウェブサイト
URL : www.jcrew.com