商業施設「コレド(COREDO)室町テラス」が、2019年9月27日(金)にグランドオープン。
「日本橋再生計画」により、生まれ変わる日本橋の街。商業施設「コレド室町テラス」は、そんな日本橋の新たなランドマーク「日本橋室町三井タワー」の地下1階から2階にオープンする新商業施設だ。
「日本橋室町三井タワー」は、地上26階、地下3階の大規模なビルで、5階から25階はオフィス、3階にホール、地下1階から2階に商業施設で構成。なお、建物の地下1階からは、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅と、JR総武快速線「新日本橋」駅に直結する地下歩道が整備予定で、アクセスの利便性も備える。
地下1階は、駅直結の飲食フロア。「スターバックス(Starbucks)」をはじめ、鉄板焼きそばがウリの居酒屋「大金星」や、自分好みのカスタムサラダを作れる「クリスプ サラダ ワークス(CRISP SALAD WORKS)」など、モーニングからランチ、ディナーまで、多様なニーズに応える9店舗が並ぶ。
1階は、大屋根広場と一体化した開放感あるカフェ&ダイニングが並ぶ「広場ゾーン」、雑貨や手土産に最適なアイテムが揃う「中央通りゾーン」、落ち着いてゆっくり食事が楽しめる「江戸通りゾーン」、夜まで活気溢れる飲食店が顔を揃える「パサージュゾーン」の、全4ゾーンから構成。
日本初出店となるのは、「広場ゾーン」にオープンする、創業80年以上の歴史を持つナポリの老舗ピッツエリア「Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana」。イタリアのグルメガイド「ガンベロロッソ」最高評価を得たピザ職人ジーノ・ソルビッロによるナポリピッツァを味わうことができる。
「広場ゾーン」には白い恋人でお馴染み「ISHIYA」による北海道外初の直営カフェ「(仮称) ISHIYA NIHONBASHI」も登場。札幌発の「締めパフェ」や、自慢のパンケーキを提供するほか、人気の「サク ラング・ド・シャ クッキー」も販売する。
グリーン ビーン トゥ バー チョコレート(green bean to bar chocolate)の新店舗「グリーン ビーン トゥ バー チョコレート 日本橋店」が登場。店内では、中目黒本店で製造したチョコレートバーやボンボンショコラ、毎朝焼き上げたケーキ、焼き菓子を取り揃えるほか、新作を先行発売する。
フード&スイーツの他にも、雑貨や手土産などのショップも充実。“ニッポンのモノヅクリ”にフィーチャーし、食品からアクセサリー、テーブルウェアまで多彩な商品を取り揃える「日本百貨店」、大正5年創業の錫100%のインテリア雑貨などのプロダクトを制作販売する「能作」といったユニークなショップが揃う。また、ハイクオリティなレザーアイテムが人気の土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN)もラインナップ。
「コレド室町テラス」には、日本初出店2店舗、商業施設初出店10店舗、新業態10店舗を含む、31店舗が出店する予定。中でも注目は、2階のワンフロア全体に出店する、台湾発祥の「誠品生活」だ。
「誠品生活」は"本と暮らしの間に"をコンセプトに、書籍を始め、ギャラリーやレストランなど地域の文化と人をつなぐ場を運営している。「世界で最もクールな百貨店14」に選ばれるなど、世界で注目されている店舗の1つで、今回が日本初出店となる。
「誠品書店(書籍ゾーン)」は、世界的に評価の高い「誠品書店」の目利きで厳選したこだわりの書籍が楽しめるコーナー。日本語の書籍をメインに、一部中国語を含む外国語書籍も企画展と合わせて取り扱う。ジャンルは文学を軸に、人文、アート、デザイン、ビジネス、旅、料理など幅広く展開する。