2012年2月19日、マリオス ショワブ(MARIOS SCHWAB)が2012-13年秋冬コレクションをロンドンファッションウィークで発表した。前シーズンの「ファムファタール(運命の女)」というテーマをより深く追求した今季、マーラーの交響曲第5番の雰囲気を元に、マネーレ・デートリッヒのようなミューズの姿をより鮮明に描き出した。
女性の体を美しく強調する有機的なシルエットに、繊細に煌めくレースやスワロフスキーエレメント、スパンコールが魅惑のオーラをまとわせる。トロンプルイユのデザインもポイントだ。首もとからデコルテにかけて独特なカッティングも、女性ならではの色気を醸し出している。
ボディーコンシャスなシルエットのヌーディーなドレスは、透明感のあるセクシャリティを表現。ミステリアスなエレガンスその余韻までをも包み込み、圧倒的な輝きを放ったコレクション。