メンズの新作シューズをまとめて紹介。トレンドを押さえた新シーズンの革靴やスニーカーをはじめ、コラボレーション限定モデルなど、注目のアイテムを一挙特集する。新しい靴選びの参考にしてほしい。
アメリカのアーティスト、ダン・ウィッツの作品「MOSHPIT」。本来、ロックコンサートなどで激しく踊る観客たちが犇めくステージ前を指す言葉「MOSHPIT」を名に冠す作品には、その名の通り熱気を帯びた若者たちが描かれている。その様相を様々なアイテムに投影した今シーズンのディオール オムからは、スニーカーとスリッポンが登場する。いずれも作品の世界が落とし込まれたグランジムード漂う1足だ。
時代に左右されないタイムレスな美学を元に、伝統的なクラッシックラインをモダンにブラッシュアップした「ウルトラウエストン」は、シューメーカーとしての更なるディテールへの拘りと、これまでの既成靴に比べより高い技術のフィニッシングが特徴のコレクション。ファーストシーズンは、真のエレガンスを表現したという「342」ローカットブーツ、「344」ワンピースオックスフォード、「345」ローファーの3モデルがラインナップする。
今季のクリスチャン ルブタンは、メンズシューズに40mmヒールを採用を採用。またロックンローラーにヒントを得た、パワフルなデザインもポイントの一つとなる。新たにローンチするのは、キューバンヒールが特徴のブーツ「Huston」。ボディには、クラシックなカーフスキンやスエードを使用。また「Paillettes Caresse」は両面スパンコールで飾って、角度によって色を変える輝しいデザインを完成させた。
アディダス(adidas)とラフ・シモンズ(RAF SIMONS)がコラボレートしたカプセルコレクション「アディダス バイ ラフ・シモンズ」の2017年秋冬コレクション。注目すべきモデルは、本シーズンから登場する「ラフ・シモンズ デトロイト ランナー」だ。厚みのあるトレッドソールに沿って光沢のあるサイドラインが伸び、未来的でアバンギャルドな印象を演出している。既存のモデル「ラフ・シモンズ スタン スミス」からは、カレッジスタイルのウェアを想起させるウーブンバッジを使用した新作「ラフ・シモンズ スタンスミス コンフォート バッジ」が登場する。
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Y-3(ワイスリー)2017-18年秋冬コレクションの新作シューズには、オールブラックのスニーカーがラインナップ。「Y-3 RYO」は、ネオプレン素材を用いたミドルカットスニーカーで、アッパー部分には短冊状のテープが配されている。「Y-3 MIRA SNEAKER 」は、幾何学的なフォルムが特徴のスニーカーで、かかとのゴム部分にアディダスのアイコンであるスリーラインのロゴが入っている。
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秋冬シーズン第2弾で登場するスニーカーには、Y-3の人気モデルが揃う。なかでも、ランニングシューズをモダンなシルエットで再解釈した「Y-3 PureBOOST」は、オールブラックで登場。軽やかな履き心地はそのままに、より一層モード感漂う仕上がりだ。
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SLOANE(Official Navy) 197,640円(税込)
ジミー チュウ(Jimmy Choo)から登場するのは、ベルベット生地に刺繍エンブレムを施したメンズのスリッポンシューズ。ベストセラーのスリッポンシューズ「SLOANE」の新デザインで、海軍制服の伝統的なディテールからインスピレーションを得た豪華な刺繍があしらわれている。シューズは、片足を作るのに約35時間もかけられる贅沢はものだ。同デザインのクラッチバッグも展開される。
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ジミー チュウ
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Original Sole Low cut Sneaker 35,000円+税
メゾン ミハラヤスヒロの2017-18年秋冬シーズンより登場する新作スニーカー。「Original Sole Hi cut Sneaker & Low cut Sneaker」は、三原自身が粘土を使って起こした原型からソールを制作した。独特な形状のソールに、シンプルなアッパーを組み合わせている。一方の「Imperfect Sole Sneaker」は、長年履き続けて壊れた靴の様子を再現した、不完全でユニークなデザインだ。
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メゾン ミハラヤスヒロ
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ユニセックスなサイズ展開をしているエンダースキーマ(Hender Scheme)の17年秋冬コレクションは、ファーやハラコ、ヌメ革といったハイエンドな素材を巧みに使用している。「hairy blucher」はクラシカルな型のシューズの全体にフェイクファーをまとわせたチャーミングな一足だ。「manual industrial products 17」は、シンプルなスリッポンを特殊な加工を施して柔らかく仕上げたレザーで制作した、履き心地抜群のシューズ。
チャーチ(Church's)、2017年秋冬コレクションから新作シューズ「スウィング(SWING)」が登場。「スウィング」は、ゴルフからインスパイアされたスポーティなダービーシューズ。ゴルフシューズのスパイクから着想を得たダイナイトソールが採用され、英国スタイルを守りながらも快適な動作性を備えた一足に仕上がっている。
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チャーチ 表参道店
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スペクタス(SPECTUSSHOECO.)2017年秋冬コレクションには、テクニカルな素材を用いた機能性抜群のシューズがラインナップ。中でも、着脱を容易にするダイヤルシステムを備えた「D.O.T. OXFORD」は、ドレスシューズなのにテクニカルな一面も備えた斬新なモデルだ。口回りに光を反射するリフレクター、ウイングチップに古典的な穴飾りと、新旧の要素がうまく融合されたデザインも魅力だ。
フットストック・オリジナルズ(FOOTSTOCK ORIGINALS) の2017-18年秋冬コレクションは、ミニマルなデザインをベースに、細部へのこだわりを追求している。伝統的な男性用のバレエシューズをモチーフにした「BALLET BOOTS」は、しなやかなイタリア製シュリンクレザーを使用し、ソールにも柔らかなクレープを用いた、優しい雰囲気のチャッカブーツ。アメリカのワークシューズを彷彿とさせる「5EYELETS」は、ビジネスにもカジュアルにも履けるシンプルで丈夫な一足だ。