デザイナー中山路子が手掛ける、ミュベール(MUVEIL)は、2016年春より新しい動きをみせる。
2016年プレフォールコレクションより、これまで独立ブランドとして展開してきたミュベール ワークをメインラインと一本化。また、クリエーションラインも始動させた。今春から、ミュベールを運営する株式会社フレンズは、大手芸能プロダクションのアミューズとファッションや飲食を手掛けるルールパートナーズが組んだ希船工房に所属し、新しい取り組みを進める予定だ。アミューズは、芸能プロダクションとしてだけでなく、コンサートグッズ事業も展開している。このため、今後グッズの製作に携わる可能性も視野に入れている。
左) abooks 1st project - dintje
右) abooks 2nd project aguri sagimori × jun miyake music : dintje
photo by Jean Paul Goude
加えて、この希船工房に鷺森アグリによる新ブランドも参入。2016年秋冬コレクションより、ブランド名をアグリス(agris)に変更し、ファッションを通じて、女性たちへ向けて新たなクリエーションを発信していく。さらに、アグリスとは違う方法で、クリエイティブな活動も始動。ファッションの世界と異なる視点から、上質なものを届ける「アブックス(abooks)」での活動もスタートする。