![fashionpress[ファッションプレス]](/img/common/logo_0119_1928.svg){kind=logo}
アキラーノ・リモンディ(AQUILANO・RIMONDI)の2016-17年秋冬ウィメンズコレクションが、2016年2月27日(土)に発表された。
引き続き、フェミニニティとセンシュアリティの刷新に目を向けたという今季は、ワントーンルックからスタートする。ブラック、ホワイト、ヌードカラーを基軸に、ダブルジャケットのスーツ、ノースリーブドレス、加えて、豊かなドレープをあしらったタイトトップスなどが展開。
一つの色味でまとめられているため気付きにくいが、服地の上では様々なドラマが存在する。斜めに走るステッチ、幾何学的なパッチワーク、背中を浮き彫りにする大胆なカッティング…。さらにどれもアシンメトリーな仕立てで、太いベルトによってデコレーションされているルックもある。細かな手仕事によって、側面一つひとつは各々の表情をもち、ユニークだ。
そんな職人の技を実感できるのは、ショーの中盤から。キラキラとしたグリッター素材が顔を出し、光沢のあるサテン地が現れ、“個性”という名の役者たちが色濃く映し出される。さらに、赤や白といった色彩をのせてより華やかに。パンツを流れるように走るステッチ、シースルー素材から浮かび上がる色彩。それぞれが思い思いの光を放ち、ショーを盛り上げている。
昨シーズンからスタートしたバッグラインは、コレクションイメージを投影し、クリーンでピュアな印象。加えて、ヒール部分が大きく開いたショートブーツ風のニューシューズと、履き心地のよいローファーも揃った。
リンクをコピー
