「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」が、2022年3月24日(木)に開業。地下2階から地上9階に位置する阪神百貨店は、2022年4月6日(水)にグランドオープン予定だ。
「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」は、阪神百貨店が入居する大阪神ビルディングの建替により新たに生まれる高層ビル。阪神百貨店が占める中低層階の「百貨店ゾーン」と高層階の「オフィスゾーン」で構成される。
また、4月1日(金)には、阪急うめだ本店が入っている梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」に改称し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する。ビル周辺では、公共施設の整備を進め、地下・地上・デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化。より快適で便利な環境を創出し、街の回遊性を高める。
「百貨店ゾーン」では、昭和、平成、令和と時代を超えて長く愛されてきた阪神梅田本店が、これまでと同程度の規模でリニューアルされる。フロア数は地下2階から地上9階までの11層。快適な売場環境や、品揃えの充実にこだわるとともに、様々なイベントを通じてライフスタイル全体からの提案を行う店舗構成で、都心の一等地にふさわしい存在感と賑わいのある百貨店として装い新たにオープンする。
なお、2021年10月以降順次、食体験スペースの1階「食祭テラス」、食通の大人たちを魅了するフードホールを併設した9階「阪神大食堂」、地下2階「阪神バル横丁」、各階の個性豊かなカフェなどが先行開業を迎えていた。
グランドオープンに合わせてお披露目となる「阪神食品館」は、圧倒的な品揃えと専門性を備える“王道デパ地下”。スイーツストリート「洋菓子ワールド」、老舗から新ブランドまでが集う「和菓子ワールド」、多彩な惣菜を取り揃える「惣菜ワールド」、多種多様なお酒に出会う「リカーワールド」、市場空間が広がる「生鮮ワールド」、そして地方のスターグルメが集う「銘店ワールド」で構成される。
約100mのスイーツストリート「洋菓子ワールド」には、阪神梅田本店からデビューする新ブランドや西日本初常設店などが軒を連ねる。名物手土産や阪神梅田本店限定商品も登場し、スイーツ好きも納得の豊富な品揃えを展開する。
西日本初出店となるのは、パティスリー「ラ・メゾン白金グラン」とサブレ専門店「サブレヤ」、そして“薫るバター”がコンセプトのバタースイーツ専門店「サブリナ」といった店舗だ。
阪神梅田本店でデビューするスイーツブランドには、バターケーキの専門店「クラシカ」、メレンゲ菓子をのせたダックワーズが看板メニューの「プティナージュ」、チーズ&ハニースイーツの「ドローリー」、イタリア菓子の「ジェルソミーナ」といった面々が揃った。
4月から6月にかけて順次オープンとなる「和菓子ワールド」には、伝統を守り抜く老舗の和菓子ブランドから、専門性を追求した気鋭の新ブランドまで多彩な店舗を展開。アイテムに特化した分かりやすい店舗構成で提供する。
駅直結の好アクセスだからこそ嬉しいデパ地下惣菜も見どころ。人気飲食店の惣菜店や素材に特化したお店など、専門的なショップが充実している。また、様々な惣菜をワンストップで買える売場「コンビニデリカ」も登場する。
デパ地下の中央に位置する「リカーワールド」では、ワインをはじめとする多種多様なお酒を販売。ワインは、価格や味わい別、地域別に並んだ、選びやすく買いやすい売場構成となっており、食卓に寄り添うワインを見つけることができる。また、話題の「日本ワイン」や、特別な日にもぴったりの「スパークリングワイン」も豊富なラインナップを展開する。
実際に味見をして選べる試飲コーナーも設けらえているので、その日の気分、その日の料理にぴったりの1本を見つけることができそうだ。
鮮度と味にこだわる食材から通好みの珍しい食材、創作寿司やローストビーフなどの食材を生かした惣菜まで、全国各地の名品を揃える「生鮮ワールド」。まるで市場のような活気溢れる空間で、ライブ感とともに買い物を楽しむことができる。