ミュウミュウ(MIU MIU)がショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)」の第11弾として、『SEED』を発表した。
日本人監督・河瀨直美とサカナクションの音楽が紡ぎ出すセンチメンタルな世界観が特徴のショートフィルム。妖精のように、ミステリアスな魅力がある女優・安藤サクラが、アジア人特有の女性らしさを持ち合わせた、素朴で官能的な主人公を演じる。
舞台は日本にある2つの対照的な都市、奈良と新宿。野生的な大自然が息づく奈良から、混沌とした人混みが渦巻く新宿へ一人の少女が旅をする中で、少年やホームレスの男性と出会う。物語の中で、映像で美しく登場するミュウミュウのウェアが、ときにはストーリーを強調し、ときには対立性を示すことにより、ストーリーを引き立てている。
奈良で作品を作り続ける河瀨直美と、ジャンルに縛られず幅広い活躍を続けるサカナクション、「0.5ミリ」などで多くの賞を受賞している演技派女優・安藤サクラ。日本の才能が融合したミュウミュウのショートフィルムに、ぜひ注目してみて。
■あらすじ
水水しい、滝の、流れ行きたえることのない生命の源、神々しい光の中、少女が生まれた。白い実を手に取り、光が射す方向へと歩み出す。モノがヒトへ、ヒトが少女へと感情を与えてゆく... ありがとう...命、ありがとう...世界、ありがとう...わたし。今日はわたしが生まれ、今日わたしは、しっかりと大地に足を張って、ほら、ここに、立っています。それは大きな自信に満ちて、輝いている。
【詳細】
「MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)」第11弾『SEED』
公開日:2016年2月16日(火)
シーズン:2016年春夏コレクション
監督・脚本:河瀨直美
音楽:サカナクション
出演:安藤サクラ(少女)、兼松若人(少年)、ジジ・ぶぅ(ホームレス)