ロンドンのエッジィなシューズブランド「FINSK(フィンスク)」が2011-12A/Wコレクションを発表した。FINSKのシューズは、マノロブラニクにもその独創的なスタイルを認められ、過去2度マノロブラニク賞を受賞している。

2011-12A/Wコレクションのテーマは「FENDER」で、パワフルで強く、かつ理解しやすいイメージ。FINSKの特徴である幾何学的なデザインは今シーズンも健在。ユニークなフォルムのウッドヒールから生まれるシューズはさながら近代建築のよう。ヒールには部分的にホワイトやブラックなどベースのカラーと異なるものを使い、色の切り替えしでさらにそのシェイプを印象付ける。

カラーパレットは、ブラック、マッシュルームといった秋冬らしい落ち着いたトーンがメイン。それらに銅、トープなどを合わせている。特に銅のハイライトにポニーの毛を散りばめたものは、その美しい色合いが冴えている。異なった表情の素材のコンビネーションや、オーバーサイズで切断しボリューム感を出したレザーなど、素材使いが絶妙で、FINSKならではといえるもの。

独創的なフォルムのシューズでありながら、その巧みな色使い・素材使いで、ナチュラルな美しさを表現したFINSKの2011-12A/Wコレクション。

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