宮藤官九郎監督の映画最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』が、2016年6月25日(土)に全国ロードショーされる。
宮藤官九郎が待望の監督最新作の舞台に選んだのは、地獄。地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーKを演じるのは、7年ぶりの映画主演となる長瀬智也。そして、17歳という若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイトへ会いたい一心でキラーKと生き返りを目指す高校生・大助を神木隆之介が演じる。
神木演じる大助は、キスもしたことがないまま地獄に落ちた一見ウブで可哀相な高校生…と思いきや、「観る人をイラつかせるキャラクター」という、これまでの神木には無かった、超ド級のウザキャラを熱演する。その衝(笑)撃ビジュアルも必見だ。神木は次のように語る。「大助は自分中心に世界が回っているし、自分がかっこいいと思っているし、俺が全部合っているでしょ?って思っているんです。いかに“こいつを見ているとイライラするなあ”と思わせられるかが勝負でしたが、イライラするけど憎めない、かわいげの欠片が見えたらいいなあと思いながら演じていました。」
一方長瀬演じるキラーKは、「手はジミヘンとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」をイメージ。90分がかりで施された特殊メイクや、『さくらん』『モテキ』の伊賀大介が手掛けた衣装は見どころのひとつになりそう。脇を固める尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘(※舎官)寛治、皆川猿時、古田新太らによる他のキャラクターの姿も楽しみだ。
なお、劇中に登場する地獄のロックバンド”地獄図(ヘルズ)”が、映画の世界を飛び出し、実際にCDデビューを果たすことが決定。映画公開に先駆け、2月3日(水)にリリースされるサウンドトラックに主に収録されているのは、”地獄図(ヘルズ)”が劇中で演奏する楽曲の数々。
さらに劇中から飛び出した、地獄専属ロックバンド“地獄図(ヘルズ)”が、2016年5月21日(土)、22日(日)に東京で開催される野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FES TIVAL」、通称「METROCK」(メトロック)に緊急参戦することが決定。初日の5月21日(土)のオープニングアクトとして登場する。なお、チケットは既にソールドアウトしている。
■ストーリー
フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、髑髏(どくろ)が転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!!なんで俺だけ?! まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる<赤鬼>のキラーK。彼の“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける―!!
【作品情報】
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
公開日:2016年6月25日(土)
監督:宮藤官九郎
キャスト:長瀬智也 / 神木隆之介 / 尾野真千子 / 森川葵 / 桐谷健太 / 清野菜名 / 古舘寛治 / 皆川猿時 / 古田新太
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