ロンドンファッションウィークにて、ジョナサン サンダースが2011年秋冬コレクションを発表した。
1930年代風の上品なウールのスーツで始まったコレクションは、クラシックな幾何学模様のジャカード生地を使用したジャケットや膝下丈のペンシルスカート、細いベルトのウエストマーク、アールデコ調のプリントがクラシックでエレガント。そこに足元は赤と黒、シルバーといったパワフルな色使いのプラットフォームサンダルがエッジを効かせたスタイリングを完成させている。
カラーパレットは深いパープル、黒、ワインレッド、エメラルドグリーン、グレーとシックなダークカラーが揃った。シルクのブラウスは前と後ろで異なる色が合わせられ、繊細なシルクのシャツワンピにもツートンカラーの植物のプリント。鮮やかな色使いがサンダースの鋭い感覚が見て取れるようだ。後半登場したドレス群は、控えめなドレープとスリムなシルエットが、ラメやシースルーの繊細なタッチを引き立てていた。