エンダースキーマ(Hender Scheme)の2015年春夏コレクション。今季は積極的にコラボレーションを行ない、これまでとひと味違ったユニークなアイテムを展開している。
レザーシューズや小物をメインに展開する、エンダースキーマのコレクション。ここにおいて、とりわけ異彩を放っているのが「mip-11」。浅草の雪駄職人とタッグを組み、生み出した雪駄だ。日本の伝統である雪駄産業も、近年では海外の大量生産に移り変わり、国産のオーダーメイドも少ないそう。そんな中、エンダースキーマ独自のディアスキンレザーと、鼻緒と台をつなぐ職人技を組み合わせたことで、上質でスタイリッシュな雪駄を生み出した。
第三弾となるハルタ(haruta)とのコラボレーションでは、エンダースキーマ特注カラーのガラスレザーを用い、タッセルローファーを製作。ネイビーやダークグリーン、ワインレッドなど、抑えた色味同士を組み合わせ、品と遊びを兼ね備えた一足に。オリジナルのラインでも、同じくタッセルをポイントで用いたスリッポンやラバーソールがそろう。
そして小物には、シンプルで少し気の利いた定番アイテムが数多く登場した。大中小そろうポーチに手帳、小さく折り畳める機能的な財布。レザーのうちわやタッセルのついたルームシューズは、ちょっとした話の種にもなりそうだ。