シャネル(CHANEL)が東京・銀座に展開するシャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)では、展覧会「Everyday Enchantment 日常の再魔術化 ビアンカ ボンディ / 小林椋 / 丹羽海子」を、2024年10月19日(土)から12月8日(日)まで開催する。
今日、人々の日常においてはあらゆるものが情報化され、想像力をかき立てる領域は狭まりつつあるといえる。「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」展は、日常に潜む「魔術」を再発見することへと誘う展覧会。植物や道具など、見慣れたものを変容させ、そこに生命と物語を与える現代作家を紹介する。
本展には、ビアンカ・ボンディ、小林椋、丹羽海子の3人が出展。南アフリカ生まれ、フランス在住のビアンカ・ボンディは、主に塩水を使った化学反応によって、ありふれた物を活性化する作品を手がけるなど、「物質の生命」に着目しつつ領域横断的な活動を展開している。
また、日本を拠点とする小林椋は、身近な物体を活気に満ちた踊る存在として組み直す一方、アメリカで活動する丹羽海子は、西洋的な主体概念を否定し、身体やジェンダーにとらわれない主体の異なるあり方を、彫刻を通じて探究してきた。本展では、人間と非人間、有機物と無機物の境界を曖昧にし、あらゆる存在が変容する空間を展開してゆく。
展覧会「Everyday Enchantment 日常の再魔術化 ビアンカ ボンディ / 小林椋 / 丹羽海子」
会期:2024年10月19日(土)〜12月8日(日) 会期中無休
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
開場時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
※11月7日(木)〜10日(日)は10:00開場
観覧料:無料
出展作家:ビアンカ・ボンディ、小林椋、丹羽海子
アーティスティック ディレクター:長谷川祐子
キュレーター:佳山哲巳、フィン・ライヤン
【問い合わせ先】
シャネル・ネクサス・ホール事務局
TEL:03-6386-3071