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特別展「わがこころの街」北海道立三岸好太郎美術館で - 洋画家・三岸好太郎が描く札幌風景を紹介

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特別展「わがこころの街—好太郎と画家たちの札幌」が、北海道立三岸好太郎美術館にて、2024年10月5日(土)から12月3日(火)まで開催される。

大正〜昭和期の札幌風景と三岸好太郎

三岸好太郎 《大通公園》 昭和7年(1932年) 北海道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎 《大通公園》 昭和7年(1932年) 北海道立三岸好太郎美術館蔵

札幌は、明治時代に近代都市として開発された新興都市であった。戦前の札幌は、碁盤の目のように整然と区切られた街区、れんが造りの洋風建築、アカシアやニレの木立など、その異国情緒漂う雰囲気によって多くの人々を魅了していた。

三岸好太郎 《北大のポプラ並木》 昭和7年年(1932年) 北海道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎 《北大のポプラ並木》 昭和7年(1932年) 北海道立三岸好太郎美術館蔵

戦前を代表する洋画家のひとり、三岸好太郎(みぎし こうたろう)は、こうした札幌の雰囲気を通して、異郷への憧れを育んだようだ。札幌に生まれた三岸は、31歳の若さでこの世を去るまで東京を拠点に活動するも、毎年のように札幌に帰郷している。この地で旧交を温め、札幌ゆかりの人物の肖像画を描くほか、展覧会も開催するなど、三岸にとって札幌は、かけがえのない場所であったのだ。

三岸好太郎 《大通教会》 昭和3年(1928年)頃 北海道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎 《大通教会》 昭和3年(1928年)頃 北海道立三岸好太郎美術館蔵

特別展「わがこころの街—好太郎と画家たちの札幌」は、大正時代から昭和時代にかけての札幌のイメージを紹介する展覧会。《大通公園》や《大通教会》、《北大のポプラ並木》など、三岸の風景画などを通してその足跡をたどるほか、同時代の画家による札幌風景にも光をあてる。

展覧会概要

特別展「わがこころの街—好太郎と画家たちの札幌」
会期:2024年10月5日(土)〜12月3日(火)
会場:北海道立三岸好太郎美術館
住所:北海道札幌市中央区北2条西15
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)、10月15日(火)
観覧料:一般 700円(600円)、高校・大学生 400円(300円)、小・中学生 300円(200円)
※( )内は前売および10名以上の団体などの料金
※前売券は、9月25日(水)まで三岸好太郎美術館受付にて販売
※11月1日(金)~7日(木)「芸術週間」は、誰でも団体観覧料金で観覧可
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者(ミライロID可)および介護者1名などは無料

【問い合わせ先】
北海道立三岸好太郎美術館
TEL:011-644-8901

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