TOPMANのコレクションラインTOPMAN DESIGNの2010-11A/Wコレクションが国内で発売を開始する。先日オープンしたばかりのTOPSHOP / TOPMAN ミラザ新宿店では9月25日(土)にすでに先行発売、TOPSHOP / TOPMAN ラフォーレ原宿店、横浜コレットマーレ店は10月2日(土)から発売される。
ここでは、TOPMAN DESIGNの2010-11A/Wコレクションをご紹介。
(先頃発表されたばかりの2011S/Sコレクションはこちら→「トップマン デザイン 2011春夏コレクション」)
TOPMAN DESIGN 2010AWのランウェイに登場する青年は、インダストリアルに対抗するイースト・ベルリン・カルチャーを映し出している。白っぽいブロンドの髪で青白い肌、機能性を考慮してデザインされた実用的で保護性の高いアーミーウェアを着た、Wolfgang Tillmans (ヴォルフガング・ティルマンス)のような青年。クールなベルリン・ボーイに不釣り合いなパンクをミックスし、レイヤード。
このコレクションにおいて重要なアイテムは、オイルが塗られたキャンバスと厚手のフェルトを使ったパーカー。これらは、ケープにダッフルコートのフードやミリタリージャケットの衿を付けた温かくてラグジュアリーなコートと共にコレクションのキーアイテムとなっている。大きなポケット付きのコットンパンツ、タイトでロークロッチのアーミー調のパンツ、デニムを剥ぎ合わせたジーンズは2トーンのパラシュートブーツと合わせブーツイン。異なる2つの要素を調和させている。
肩のスリムなウールのジャケットは、大きなファスナーが装飾されたルーズなパンツとコーディネート。インナーにはDavid Benjamin Sherry(デヴィット・ベンジャミン・シェリー)の作品からインスパイアされた木や自然、カモフラージュ、鍾乳石のグラフィックプリントをのせたTシャツやシャツを合わせている。これらのプリントにはイエロー、ブルー、レッドなどのビビットカラーが使われ、ディップ・ダイで色付け。
美しいグラデーションやファスナーによってシルエットを変えるニットウェア、コートの下から見せたウールのアームウォーマー。コレクションの中でリピートされるナイロンとフェルトのオニオンキルトのボンバージャケットは、肩のラインを落とし、腕に大きめのワークポケットを付けた。メンズのジュエリーデザイナーであるHusam El Odehが手掛けた、鍾乳石を使った重量感のあるアクセサリーによって自然のエレメントがより一層強調している。