滋賀県立美術館では、開館40周年を記念した展覧会「滋賀の家展」を、2024年7月13日(土)から9月23日(月・振)まで開催する。
「家」を「滋賀県」という視点から捉えると、そこには興味深いつながりが浮かび上がるようだ。たとえば1961年以降には、日本を代表する幾つものハウスメーカーが、滋賀県内にプレハブ工場を設置している。また、2022年に解体された黒川紀章設計の中銀カプセルタワービルの「カプセル」は、滋賀県北東部の米原市で制作されたものである。
展覧会「滋賀の家展」では、1960年代における日本の住宅産業と滋賀県の強い関わりから、現代建築家による実践までを紹介。パンフレット、模型、図面、写真といった資料ばかりでなく、家具、建築家や施主のインタビュー映像などをあわせて展示し、幅広い視点から滋賀と家のつながりに光をあててゆく。
滋賀県立美術館開館40周年記念「滋賀の家展」
会期:2024年7月13日(土)〜9月23日(月・振)
会場:滋賀県立美術館
住所:滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合には開館し、翌日火曜日に休館)
観覧料:一般 1,200円(1,000円)、高校・大学生 800円(600円)、小・中学生 600円(450円)
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の所持者は無料
※2024年8月のあいだ、大学生以下は無料で観覧可
※同時開催中の常設展も観覧可
【問い合わせ先】
滋賀県立美術館
TEL:077-543-2111