特別展「大哺乳類展—わけてつなげて大行進」が、福岡市博物館にて、2024年7月3日(水)から8月25日(日)まで開催される。東京・上野の国立科学博物館でも開催された巡回展だ。
特別展「大哺乳類展—わけてつなげて大行進」は、約500点の貴重な標本を通して、哺乳類の進化を探る展覧会だ。生物の多様性を理解する鍵となる「分類」と「系統」をテーマに、さまざまな環境で生きる哺乳類を、見た目、内部の構造、DNAなどをもとに分類し、関係付けてゆく。
本展の見どころのひとつが、国立科学博物館が残る剥製標本約200点が、「大行進」するかのように展示されるエリア。トラ、パンダ、オカピ、アザラシから、小さなモモンガやモグラまで、陸と海に住まう哺乳類の標本を関係性の近いグループごとに紹介する、迫力のある展示となっている。
また、会場では、初公開の標本も。日本国内では唯一となるキタゾウアザラシの剝製標本をはじめ、アジアゾウの全身交連骨格、赤ちゃんクロサイの剝製標本、分類の手がかりとなった頭骨や骨盤骨、内臓の標本などが初公開となる。加えて、カモシカの剥製標本などは、福岡会場で新たに追加展示される。
特別展「大哺乳類展—わけてつなげて大行進」
会期:2024年7月3日(水)~8月25日(日)
会場:福岡市博物館
住所:福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
開場時間:9:30〜17:30(入場は17:00まで)
休館日:月曜日(7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)は開館)、7月16日(火)、8月16日(金)
観覧料:一般 2,000円(1,900円)、高校・大学生 1,200円(1,100円)、小・中学生 800円(700円)、3歳以上の未就学児 300円(200円)
※()内は前売料金
※チケットは5月24日(金)より、ARTNEチケットオンライン、アソビュー、ローソンチケット(Lコード 81729)、チケットぴあ(Pコード 994-758)ほかにて販売
【問い合わせ先】
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TEL:092-711-5491(平日 9:30〜17:30)