サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)の800周年記念のフレグランス コレクション「フィレンツェ 1221 エディション(Firenze 1221 Edition)」から、初のルームディフューザーが登場。2024年7月1日(月)より発売される。
1221年の創業以来、“世界最古の薬局”としてイタリア・フィレンツェと共に歴史を歩んできたサンタ・マリア・ノヴェッラ。「フィレンツェ 1221 エディション」は、その800年を超える伝統を紡ぐアイコニックな香り8種を厳選したフレグランス コレクションだ。
今回はそんな「フィレンツェ 1221 エディション」に、ルームディフューザーコレクションが仲間入り。サンタ・マリア・ノヴェッラを代表する8種の香りを、部屋の中でも楽しめるようになる。
■アックア・デッラ・レジーナ
サンタ・マリア・ノヴェッラの中でも“最も古い”香りで、1533年カテリーナ・ディ・メディチがフランス王アンリ二世のもとへ嫁いだ際、フランスに持ち込まれたとされる歴史あるフレグランス。イタリアンシトラスやネロリ、パチュリなどが柑橘系の爽やかな香りを生み出す。
トップ:イタリアンシトラスフルーツ、プチグレイン
ミドル:ネロリ、ローズマリー、クローブ、ラベンダー
ベース:ムスク
■フリージア
「神秘」「未知の魅力」という花言葉を持つ、フリージアを主役にした爽やかで優美な香り。華麗なフリージアからはじまり、ローズやバイオレット、アイリスへとつなぐ花々のフレグランス。
トップ:フリージア・アコード
ミドル:センチフォリア・ローズ・アブソリュート、ヴァイオレット
ベース:アイリス、ムスク
■ローザ・ガーデニア
花々の女王であるローズの気品ある香りと、柔らかくクリーミーなクチナシの二つの香りが優雅に踊る麗しのフレグランス。甘美な香りが広がり、部屋をバラ園のように香らせてくれる。
トップ:ベルガモット、アーモンドブロッサム、オレンジブロッサム
ミドル:クチナシ、センチフォリア・ローズ、イチジクの葉、ジャスミン
ベース:サンダルウッド、バニラ、ムスク
■ローザノヴェッラ
5月頃、サンタ・マリア・ノヴェッラ・ガーデンに咲く若々しい薔薇をイメージしたフレグランス。甘さのあるローズやホワイトフラワーに、ハーブの香りが溶け合う、躍動感のある香りが特徴だ。
トップ:レモン、プチグレイン
ミドル:センチフォリア・ローズ、ジャスミン、クチナシ
ベース:パチョリ、サンダルウッド、シダーウッド、ムスク
■エンジェルオブフローレンス
1996年、フィレンツェを襲った大洪水を受けて作られた香り。自然災害で甚大な被害を被ったフィレンツェへ渡り、古文書や美術品の救済活動に尽力した若者たち、通称“泥の天使”。彼らへのオマージュを捧げるフレグランスとして、オレンジやピーチ、ジャスミンにエレガントなバニラを合わせた甘くフルーティーな香りが作られた。
トップ:ピーチ、オレンジ
ミドル:マリンノート、ジャスミン、ブラックカラント
ベース:サンダルウッド、バニラ、ムスク
■ザクロ
5000年以上前から栽培され、旧約聖書や古代の医学書にも登場する長い歴史を誇る果物、“ザクロ”のフレグランスディフューザー。スパイスと柑橘類から、ローズ、イランイラン、そしてパチュリ、ムスク、オークモスへと移ろう、ほのかに甘いオリエンタルフローラルブーケ。
トップ:ベルガモット、ビターオレンジ、フレッシュスパイス
ミドル:ザクロ、ローズ、イランイラン
ベース: オークモス、ラブダナム、パチョリ、ムスク
■トバッコ・トスカーノ
イタリア、トスカーナ産のタバコから着想を得て作られた魅惑の香り。ベルガモットとタバコの葉、白樺、レザーのスパイシーな香りに、バニラやムスクで甘さをプラスした、温かみのあるウッディノート。
トップ:ベルガモット、トスカーナ産タバコの葉
ミドル:レザー、アンバー、バーチウッド
ベース:シダーウッド、グアイアクム、サンダルウッド、ムスク、バニラ