展覧会「エフェメラ:印刷物と表現」が、東京の慶應義塾ミュージアム・コモンズにて、2024年3月18日(月)から5月10日(金)まで開催される。
情報を一時的に拡散するために用いられるチラシやパンフレットのようなアイテムは、「エフェメラ」と呼ばれる。安価に作られ、配布される印刷物のエフェメラは、それぞれの時代の出来事や雰囲気を伝える資料であり、近年、ミュージアムなどにおける蒐集対象となっている。
「エフェメラ:印刷物と表現」展は、第二次世界大戦後の展覧会やアート・イベントなどに合わせて製作された、印刷物エフェメラを紹介する展覧会。多様な表現が登場した戦後美術において、パンフレットやカタログ、アート雑誌などは、作品や展覧会の情報の伝達と結びつきつつ、アーティストの表現の場ともなった。本展では、このように情報や表現の媒体としての印刷物エフェメラに光をあてる。
また、印刷物やエフェメラに関心を寄せる現代作家、河口龍夫と冨井大裕の二人展を、あわせて開催する。
展覧会「エフェメラ:印刷物と表現」
会期:2024年3月18日(月)〜5月10日(金)
会場:慶應義塾ミュージアム・コモンズ 展示室
住所:東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学三田キャンパス 東別館
開館時間:11:00〜18:00
休館日:土・日曜日(3月30日(土)、4月20日(土)は開館)、祝日、4月1日(月)、4月30日(火)〜5月2日(木)
入場料:無料
【問い合わせ先】
慶應義塾ミュージアム・コモンズ
TEL:03-5427-2021