チリ出身の映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーのトリビュート・エキシビション『芸術に許可が必要だと?』が、2014年6月14日(土)から6月30日(月)まで、渋谷パルコにて開催される。
本エキシビションは、志半ばで頓挫したアレハンドロ・ホドロフスキー監督の未完の大作『DUNE』を巡るドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』と、少年時代と家族の絆の再生など自らの半生を綴った23年ぶりの新作映画『リアリティのダンス』の2作品が、日本国内で上映されることを祝して催される。
『ホドロフスキーのDUNE』
©2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTS RESERVED
中でも目玉は、映画『ホドロフスキーのDUNE』のコメントに登場する、幻の関係者用ストーリー・ボード。これは、劇中で特集されたオリジナルではないものの、計り知れない希少価値の高さを誇る逸品だ。その他、彼の多岐にわたる創作活動に照射した展示も見どころ。ホドロフスキーのファンのみならず、全映画ファン必見のエキシビションに、ぜひ足を運んでみて。
『リアリティのダンス』
©“LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 2013
■アレハンドロ・ホドロフスキー(Alejandoro Jodorowsky)について
1929年、チリ出身の映画監督。この世に生まれついて以来85年間、形而上下を自在に往き来し、人間の可能性を模索し続ける。映画監督として、『エル・トポ』(1970年)、『ホーリー・マウンテン』(1973年)、『サンタ・サングレ』(1989年)で彼が発揮した異能ぶりは、彼の奇才としての地位を確固たるものとした。また、長年の研究に基づくタロット・リーディングや、バンド・デシネ原作、執筆等、あらゆるジャンルで唯一無二の活動を繰り広げている。
【展示会詳細】
アレハンドロ・ホドロフスキー展『芸術に許可が必要だと?』
展示物:DUNE幻のストーリー・ボードなど
期間:2014年6月14日(土)~2014年6月30日(月)
会場:パルコ ギャラリーX
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
主催:Vice Media Japan
協力:PARCO、UPLINK、Libertin DUNE
【映画情報】
『ホドロフスキーのDUNE』
志半ばで頓挫したアレハンドロ・ホドロフスキー監督の未完の大作『DUNE』を巡るドキュメンタリー映画。「スターウォーズ」、「エイリアン」、「プロメテウス」などのSF作品に多大なる影響を与えた。
上映開始:2014年6月14日(土)
(c) 2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTS RESERVED
『リアリティのダンス』
ホドロフスキー監督自らの半生を綴った23年振りの新作映画。自身の少年時代と家族の絆の再生を描いた、魂を癒す物語。
上映開始:2014年7月12日(土)
(c) “LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE”
FRANCE 2013 (c) photos Pascale Montandon-Jodorowsky
■映画の詳細をチェック!
ホドロフスキー23年ぶりの新作『リアリティのダンス』&幻の大作『DUNE』に迫るドキュメンタリー公開