愛知の愛・地球博記念公園内にあるジブリパーク「ジブリの大倉庫」の、2023年秋の展示を紹介。
ジブリパークの「ジブリの大倉庫」は、スタジオジブリ作品にまつわる様々な展示がいっぱい詰まった屋内施設。物語の世界に入り込んだかのような空間装飾を楽しめる他、短編上映や企画展示を眺めることができる。
「ジブリの大倉庫」内にある「映像展示室オリヲン座」では、2023年9月はスタジオジブリ制作の短編アニメーション『たからさがし』を上映する。
宮崎駿が企画・構成を務めた『たからさがし』は、小さな男の子ゆうじと、うさぎのギックによる“競いあい”を描く物語だ。同時に見つけた棒の持ち主を決めようと始めた競いあいだったが、かけっこや縄跳び、相撲など、どれをやっても結果がいつも同じ。そこでギックのおばあちゃんが提案した「たからさがし」で、ふたりは勝負をすることになる。
尚、「映像展示室オリヲン座」では、月ごとに短編アニメーション作品を順番に上映。10月は『パン種とタマゴ姫』、11月は『めいとこねこバス』、12月は『星をかった日』と、異なる作品を鑑賞することができる。
また、「ジブリの大倉庫」企画展示室では、「食べるを描く。」増補改訂版と「ジブリがいっぱい展」の2つを開催。
三鷹の森ジブリ美術館にて好評を博した企画展示「食べるを描く。」の“増補改訂版”では、“スタジオジブリ作品の食べ物はなぜ、 おいしそうに見えるのか。”を軸に、映画の制作過程で描かれた絵コンテや原画を展示。さらには、監督や作画監督が手を入れた修正原画なども登場し、スタジオジブリ作品のおいしそうな食べ物の秘密をひも解いていく。
会場内では、『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」や、『千と千尋の神隠し』の不思議の町の屋台、『コクリコ坂から』のコクリコ荘の台所といった食事シーンの舞台を体験して楽しむこともできる。
一方、「ジブリがいっぱい展」には、世界中から集めたジブリ作品のポスターや、映像・音楽パッケージ、書籍などが一堂に集結。スタジオジブリの打ち合わせスペースをイメージした「トトロ・バー」や、来園者を待ち受ける『となりのトトロ』のネコバスなども登場する。
「ジブリの大倉庫」で展示を楽しんだら、どんどこ森の「サツキとメイの家」 などへ向かう途中にある休憩所・どんどこ処もあわせて要チェック。飲料品やあめ、傘、手ぬぐいなど、 季節に合わせた商品を販売する。また、『崖の上のポニョ』をモチーフにしたオリジナルの「スーパーボールすくい」は、夏休みに続き、9月も開催。ポニョが浮かぶ愛らしいスーパーボールをゲットすることができる。
【詳細】
ジブリパーク「ジブリの大倉庫」
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
チケット発売(予約制):毎月10日発売 ※12月入場分は9月10日(日)14:00に発売。
「ジブリの大倉庫」チケット料金:平日 大人 2,000円、子ども(4歳~小学生) 1,000円/土日曜、休日 大人 2,500円、子ども(4歳~小学生) 1,250円
※別途、購入にあたり、システム利用料(1枚につき110円)が必要。
※3歳以下は無料。
※ジブリパーク指定の障害者手帳持参者と、同伴者1名は各券種の半額料金。
※オンライン「Boo-Wooチケット」や全国のローソン、ミニストップ店頭の「 Loppi」で販売。
※「魔女の谷」開園となる2024年3月16日以降分のチケット情報は後日告知。尚、ジブリパークは2024年2月13日(火)~3月15日(金)はメンテナンス等により休園。
■短編アニメーション上映
場所:映像展示室オリヲン座(ジブリの大倉庫)
・9月 『たからさがし』
・10月 『パン種とタマゴ姫』
・11月 『めいとこねこバス』
・12月 『星をかった日』
※2024年1月以降の上映作品は後日発表。
※一部作品では聴覚に障害のある人向けに1日に数回日本語字幕付きでの上映を実施。
■「食べるを描く。」増補改訂版 ※~2023年11月まで開催予定
場所:企画展示室(ジブリの大倉庫)
■ジブリがいっぱい展 ※~2023年11月まで開催予定
場所:企画展示室(ジブリの大倉庫)
■「スーパーボールすくい」 ※終了時期未定
場所:どんどこ処(どんどこ森、ジブリパークのチケット不要)
料金:500円