ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』が2024年3月9日(土)から3月30日(土)まで池袋・東京建物Brillia HALLにて上演される。演出は宮本亞門、スウィーニー・トッド役は市村正親、ミセス・ラヴェット役は大竹しのぶが務める。
『スウィーニー・トッド』は、ミュージカル界の巨匠 スティーヴン・ソンドハイムが手掛けた作品。彼の代表作にして問題作と名高い作品で、18世紀のロンドンに実在したという理髪師の復讐の物語を描いたミュージカルだ。2007年には、ティム・バートンとジョニー・デップという『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』でタッグを組んできた“名コンビ”によって映画化された。
日本ではこれまでに、演出家・宮本亞門、名優・市村正親、トップ女優として活躍し続ける大竹しのぶというミュージカル界のレジェンド3名で4度上演。最強のコンビによる公演は、上演されるたびに多くの人々を魅了した。そんなレジェンドたちによるサイコスリラーミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』が、2016年の上演以来、8年ぶりにカムバックする。
スウィーニー・トッド(ベンジャミン・バーカー)…市村正親
無実の罪で流刑にされ、長い服役の果てに脱獄し、ロンドンに戻った理髪師。自分を陥れた人々への復讐を誓い、素性を隠して新たに理髪店を開く。
ミセス・ラヴェット…大竹しのぶ
スウィーニー・トッドが営む理髪店の階下で働く、パイ屋のお茶目なおかみ。
舞台は18世紀末のロンドン。主人公は、フリート街で妻子と共に幸せに暮らす理髪師のベンジャミン・バーカーだ。彼はある日、妻に横恋慕した悪徳判事ターピンによって無実の罪を着せられ、流刑に処せられてしまう。
長い年月を耐え忍び、脱獄したベンジャミン・バーカー。若い水夫・アンソニーに助けられながら、ロンドンに帰り着く。かつての自分の店を訪ねた彼は、その階下でパイ屋を営む昔なじみのミセス・ラヴェットから衝撃の事実を告げられる。妻はターピン判事に陵辱された果てに狂死し、娘のジョアンナはそのターピンの養女になっているというのだ。
復讐を誓った彼は“スウィーニー・トッド”と名乗り、新たに理髪店をオープン。彼の正体を知る人間をかみそりであの世に送りながら、自身を陥れたターピン判事に復讐する機会を狙うのだった。
【詳細】
ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム
脚本:ヒュー・ホイラー
演出:宮本亞門
出演:市村正親、大竹しのぶ、ほか
■東京公演
上演期間:2024年3月9日(土)~3月30日(土)
会場:東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
住所:東京都豊島区東池袋1-19-1
チケット一般発売日:2023年11月8日(水)11:00~
※その後、仙台、川越、大阪公演を実施。