白洲次郎生誕120周年記念特別展「白洲次郎・白洲正子─武相荘折々のくらし」が、名古屋の松坂屋美術館にて、2023年3月4日(土)から4月2日(日)まで開催される。富山県水墨美術館などでも開催された巡回展だ。
英国流のマナーと教養を身につけ、プリンシプルを信条に、第二次世界大戦後における日本の復興に尽力した白洲次郎。着物や骨董を愛好し、随筆家として活躍した白洲正子。1929年に結婚したふたりは、小林秀雄や青山二郎といった同時代の人びとと交流を重ねつつ、日々を暮らした。
次郎と正子が生涯にわたって暮らしたのが、現在の東京都町田市にある「武相荘(ぶあいそう)」だ。展覧会「白洲次郎・白洲正子─武相荘折々のくらし」では、ふたりの生活に着目し、武相荘の所蔵品など約200点を展示。次郎の愛用品や洋服、戦後日本の復興に奔走した史料と、正子の著作や自筆原稿、着物や帯、骨董、アクセサリーなどを目にすることができる。
また、会場では、次郎がケンブリッジ大学留学中に所有していた1924年製 ベントレーを特別展示する。
白洲次郎生誕120周年記念特別展「白洲次郎・白洲正子─武相荘折々のくらし」
会期:2023年3月4日(土)〜4月2日(日) 会期中無休
会場:松坂屋美術館
住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館 7階
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入館料:一般 1,200円、高校・大学生 900円、中校生以下 無料
【問い合わせ先】
松坂屋名古屋店
TEL:052-251-1111 (大代表)