戦時中に生まれた西畑保は、十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。結婚35年の節目に、自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、文字を習うため夜間中学に通い始める。一から文字を習い、妻へのラブレターを書こうと奮闘するのだが……。
映画『35年目のラブレター』は、ある夫婦の感動の実話を映画化した作品。読み書きのできない夫が、35年間連れ添った妻に向けて書いた1通のラブレターをめぐる涙と笑いの物語だ。笑福亭鶴瓶と原田知世が、明るく愛に満ちた夫婦を演じる。
監督は、これまで『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』、『今日も嫌がらせ弁当』、ドラマ「舟を編む ~わたし、辞書つくります~」などを手掛け、ユーモアに富んだヒューマンドラマの制作に長けている塚本連平が務める。