奈良公園(ナラコウエン)は、660ヘクタールの広大な地域にまたがる広大な敷地に、貴重な歴史的文化遺産を包蔵する東大寺、興福寺、 春日大社、保存のための文化施設である国立博物館、正倉院等々と、荒池園地や若草山などの雄大で豊かな緑が調和する歴史公園。木々に映える堂塔伽藍、若草に萌える芝生、鹿の群れ遊ぶ風情、「大仏と緑と鹿」で代表される奈良公園は古都奈良の顔とも言える。
奈良公園は以下すべてを含む。
荒池園地、茶山園地、若草山、県庁屋上庭園、登大路園地、猿沢池園地、浮雲園地、浅茅ヶ原園地・浮見堂、正倉院、東大寺、東塔跡園地、春日野園地、春日山園地、春日山原始林、奈良国立博物館、吉城園、衣水園、みとりい(見鳥居)池園地、春日大社
奈良公園に生息するシカは、国の天然記念物に指定されている野生動物。飼育されている動物ではない。春日大社に祀られている神様(武甕槌命)が白いシカに乗ってやってきたという伝説があった。万葉集(750年)に実際にシカがいたことが書かれていることから、その時すでにシカが存在していたことが分かる。
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