1748年にフランスで創業。現在はドイツとルクセンブルクを拠点に展開している。
ビレロイ&ボッホ(Villeroy&Boch)は、1748年にフランスで創業し、現在はドイツとルクセンブルグに本社を置く、ヨーロッパでも歴史の長いホームウェア、陶磁器ブランド。
ドイツのすぐれたテクノロジーとフランスの繊細なファッションセンスの融合したコレクションを特徴としている。
【プロフィール】
1748年、武具師として名を知られていたドイツ人フランソワ・ボッホがヨーロッパ中心部の自治国家ロレーヌ公国において、陶製テーブルウェアの製造を開始。その後、ハプスブルグ家マリア・テレジアの庇護を受け、「王室御用達」 として王室の紋章を付することを許可されるまでに成長。
一方、1791年ニコラ・ビレロイが、ザール河沿いの町ヴォードルヴァンジェに陶磁器工場設立。イギリスから優秀な職人を招き入れ生産工程の工業化に尽力していた。
1836年、ビレロイ家とボッホ家が合併、ビレロイ&ボッホ社を設立。1900年、アーティストによるデザイン参加がスタート。有名なアーティストたちが、ビレロイ&ボッホの製品の形状、絵柄などをデザインするようになる。
1986年、陶磁器メーカーガロ・デザインを吸収。1989年、シルバーウェア・メーカーのコック&バーグフェルドを吸収。現在のテーブルウェア部門の基盤がつくられる。
1993年、スイッチ・コレクションを発表。業界初のミックス&マッチ・コンセプトを打ち出し、全世界でブームとなる。
2001年、メトロポリタン・コレクションを発表。シンプルでモダン、マルチ対応可能な商品群を発表して、ホームウェアブランドとしてのトレンドリーダーの地位を不動のものとする。