1984年、菊池武夫が自身の名を冠したブランド「タケオキクチ」を設立。
菊池武夫は1939年、東京に生まれる。64年から銀座でオーダーメード服を作り始める。パリ等の海外遊学を経て、71年、友人等とレディースウェアブランド「ビギ(BIGI)」を設立。75年、「メンズ・ビギ(MEN'S BIGI)」を設立。78年パリでコレクションを発表、また日本人として初めてパリにメンズの店をオープンし、ショーも開催した。
84年、ワールドに移籍し「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」を発表。ブランドテーマは「LONDON POP」。
「傷だらけの天使」や映画「鮫肌男と桃尻女」で衣装を担当した。1999年にはストリートも絡めたセカンドライン、「TK TAKEOKIKUCHI」を発表。
2004年春夏よりワールドと契約をした信國太志(タイシ ノブクニ)がデザインを担当。2008年からは福薗英貴(元ウェアラバウツ、現スミス&ハーディー)がデザインディレクターに就任した。
2012-13年秋冬に菊池 武夫がクリエイティブディレクターに復帰し、福薗と共に、ブランドの世界観の発信力強化を図る予定。2012年11月には渋谷・明治通りに新たなフラッグシップショップをオープンする予定。
2016年春、セカンドライン「ティーケー タケオキクチ(tk.TAKEO KIKUCHI)」をリニューアル。ブランドロゴとコンセプトを刷新し、これまでよりも明確なポジショニングでアイテム展開を進める。リアルストリートラインという位置づけで、メンズアイテムを展開している。時代を超えて支持されるトラディショナルなアイテムをベースに、アソビ心とストリートの自由な発想を取り入れ、日本独自のミックススタイルを提案する。