ちふれ(CHIFURE)は、ちふれ化粧品が展開する日本の化粧品ブランド。ブランド名の「ちふれ」は、全国地域婦人団体連絡協議会=通称「全地婦連」に由来する。
創業者・島田松雄が、欧米視察で見つけた1ドル化粧品がブランドのはじまり。安価な価格の化粧品が販売されていることに衝撃を受けた島田が、100円で化粧品を販売することにチャレンジする。1960年代当時、化粧品は1,000円前後の価格設定が多く、贅沢品とされていた。
消費者団体「全国地域婦人団体連絡協議会」と提携し、会員向けに「ちふれ化粧品」を発売。その後、一般消費者からの要望を受けて、百貨店・量販店での展開をスタートさせた。
ちふれ化粧品は、「ずっと寄り添う」をキーワードに、手頃な価格を追求しながら化粧品製造に取り組む。また、「成分・分量表示」も特徴的。全成分を配合量までパッケージや公式サイトにて表示し、その配合目的も公開している。さらに、パッケージには製造年月もわかりやすく表示する。
現在は、ベースメイク・ポイントメイクなどメイクアップ製品に加えて、スキンケア・ボディケア・ヘアケアまでバリエーション豊富に展開。ファンデーションや化粧下地は1,000円以下、アイシャドウは500円台~と、プチプライスコスメとして幅広い年齢層の女性たちに支持されている。
1959年、創業者・島田松雄が、アメリカで1ドルで購入できる化粧品を欧米視察で見つけ衝撃を受ける。帰国後、100円で化粧品を販売することにチャレンジする。
1962年、初めての「100円化粧品」を製造。
1968年、ブランド名の由来となる全国地域婦人団体連絡協議会と提携して、婦人会員へ向けて「ちふれ化粧品」を発売。
1971年、大手百貨店などで「ちふれ化粧品」の販売を開始。
1974年、容器を再利用できる「詰め替え化粧品」を発売。
2010年、中国で「ちふれ」の販売をスタート。
2015年、タイで「ちふれ」の販売をスタート。
2016年、台湾で「ちふれ」の販売をスタート。
2019年、マレーシア・シンガポール・韓国・香港で「ちふれ」の販売をスタート。
2020年、ベトナム・ブルネイで「ちふれ」の販売をスタート。