2001年、イギリスにてジョニー モークが自身の名を冠したブランドを設立。
ジョニー モーク(Johnny Moke)は1945年生まれ。70年代後半から独学で靴作りを学び、1988年に、パリ、ロンドンのファッションシーンの表舞台に登場し、一躍脚光を浴びる。以後、自身の名を冠したブランド「ジョニー モーク」のデザインと、ロンドンとパリのコレクション用に多数のデザイナーの靴をデザインしている。
クラフトマンシップ(職人気質)を強調したブランドで、デザイナーはほとんど表に出ない。クラシカル(あるいはエレガント)で伝統的な要素をベースにしているが、ファンキーな要素やストリート的な要素が含まれており、相反する要素が一つのシューズに混在している。ブーツが人気で、世界的にも非常に評価が高い。
1998年、ロンドン美術館の展示会、「1世紀から21世紀までのロンドンのシューズ」が開催され、ジョニー モークはマノロ ブラニク、ヴィヴィアン・ウエストウッドらとともに作品が展示された数少ないデザイナーの一人であった。ちなみにことのとき展示されたジョニー モークの靴はとでもファンキーなレザーのブーツレットだった。