1984年、ルイス・トマリンがロンドンに「イエーガー」を創業。
18世紀半ば、ルイス・トマリンは、シュツットガルト大学の動物学、生理学者のイエーガー博士の著書に感銘を受けたのがきっかけで、ロンドンに毛織物店をオープン。イエーガー博士は当時、ウールなど動物の毛を用いた服はより健康に良いと主張していた。
1884年、「イエーガー」という名でショップをオープン。動物の毛織物を中心に開発、取り扱いを行った。20世紀に入るころにはイギリス国内に20店舗のショップを展開。
1953年、洗うことができる合成繊維の開発に成功。これを機にスポーツウェアも手がける。63年、パリに進出。その後もイギリスを中心に展開を広げ、現在世界各国に約130の店舗を持つ。90年代に一時低迷し、ブランドの方針を転換、より若者向けのコレクション展開へのプロジェクトを進める。
ウール、カシミヤ、アンゴラ、シルクなど、品質の高い糸と天然繊維を使用し、スタイリッシュで洗練されたファッションが人気となる。イエーガーのコレクションは、ピンストライプやツイード、ヘリンボーン(杉綾模様)、プレード(格子縞の布地)など、イギリスの伝統的な生地を用いていることが多い。
2005A/Wシーズンより、若者向けのライン「イエーガー ロンドン(JAEGER LONDON)」をスタート。レディース、メンズラインともにコレクションの展開を始める。
2008A/Wシーズンのロンドンコレクションからランウェイ形式のコレクション発表をスタート。現在はカレン・ボイドとデザインチームがデザインを担当。
2008年、デザインディレクターにプリングルで活躍したスチュワート ストックデイルを起用することが決定。