1910年、創業者ヤコブ・ゴロンブが17歳の時に水着メーカーとして、米・ブロンクスに設立。
エバーラスト(EVERLAST)は、創業から100年近い歴史を誇る、ボクシングとフィットネスギアにおけるトップブランド。愛用者は世界中に広がり、マーケットシェアは80%にも上り、さらに拡大し続けている。
また、ファッションの分野でも、ライセンスビジネスや、有名デザイナーとのコラボレーションビジネスによって、ライフスタイルブランドとしても成功を収め、世界78ヶ国で展開されるグローバルブランドとなっている。
エバーラストの表現するウェアは「強くなりたい孤独な男が、頑張り、輝き続けるためのウェア」をものづくりの信条とし、現代をタフに生き抜く人々の生き様をドラマティックに映し出せるようなアイテムを展開している。
コンセプトは“Essence of Fighting Spirits”成熟した大人が、もう1つの戦いに挑む時に着たいと思うような、高度に構築されたフォルムなどの理性的な要素と、自らを奮い立たせるような野性的な感性の融合を表現。
ブランドの始まりは、水着の仕立て屋の息子ゴロンブが、友人で無名のボクサーから頼まれて作った、“激しいトレーニングや動きに耐えられる、耐久性にすぐれた、たった1つのヘッドギア”。その無名のボクサーが、後に世界チャンピオンとなる、ジャック・デンプシーであったことは有名だ。
1910年、創業者ヤコブ・ゴロンブが17歳の時に水着メーカーとして、米・ブロンクスに設立。ゴロンブは仕立屋の息子で水泳選手だったが、当時の水着は耐久性がなく、ハードな使用に耐えうる水着を自ら作り始め、その水着が“EVERLAST(永遠)”と名付けられたことがブランド名の起源となる。
1917年、無名のボクサーだったジャック・デンプシーが、15ラウンドの激しいトレーニングに耐えるヘッドギアをオーダー。ゴロンブは依頼通りのボクシングギアを作り出す。
1919年、デンプシーが5連続初回KO勝利に引き続き、ジェス・ウィラードから世界ヘビー級王座を奪取。その際使っていたのが、ゴロンブの作ったグローブで、EVERLASTはボクシングブランドのリーダー的存在として世界デビューを果たす。
1925年、従来の革ベルト付きから、世界初ウエストゴムのボクシングトランクスを開発。
1950年、ヤコブ・コロンブ死去。
2000年、AAGがEVERLASTを買収。
2007年、現IBML(イギリスのretailer)が買収、現在に至る。北米・南米・ヨーロッパ・日本・香港・オーストラリアなど世界約80カ国でライセンスを展開。
2015年、2015秋冬シーズンから日本ではウィメンズラインが登場。