2013年「タクタク」設立。2023年春夏シーズンよりブランド名を「アイムヒアー(I’m here:)」に改名。
アイムヒアー(I’m here:)は日本のファッションブランド。
「時間」を考えの軸とし、全ての人々が、それぞれに、自分を語ることのできる現代のユニフォームを提案。色々な挑戦や経験、試行錯誤を通してきた中で、“いつまでも 「 古く」、いつまでも 「 新しい 」”という普遍性や、始まっては終わりを繰り返し、以前と変わらず存在する世界に目を向け、あるべき表現をそのままに追求していく。時間・共有・場・存在といった、普遍的に循環していく物事がキーワードになっている。
デザイナー島瀬敬章、パタンナー島村幸大太が手掛けている。
デザイナーは島瀬敬章(takaaki shimase)。2008年、エスモード大阪校入学。2009年、神戸ファッションコンテストでグランプリを受賞する。2010年、特賞としてエスモードパリ校へ無償留学。2011年 パリ校在学中、南仏ディナールで開かれるファッションコンテストにてファイナリスト選出。パリ校を主席で卒業後帰国。
2013年、タクタク(tac:tac)を設立し、2014年春夏コレクションから活動を開始。2014年、A-netにはいり、2014-15年秋冬コレクションからデビュー。ブランド名の由来は幾つかある。時計の音、tictac(チクタク)からの引用、tactics(タクティクス)からの引用(意味:特定の目標に達するためのプラン)、デザイナーの名前からの引用(takaaki shimase)、同じ言葉を2回繰り返すことによる、連続性、記号性など。タクタクという名前の象徴でもある「時間」は全ての⼈々が共有しているけれど、それぞれ異なるモノ。そこには、シンボリックに⾃分を語る既製服を提案したいという精神が込められている。
タクタクのコンセプトは次のように説明された。
「“ひょっとした”発見をする楽しみや喜び。 1人1人の特別な気分。 その中にある新しい共感性、共有性。 刺激。 「i'm here.」私はここにいる。 「you are here.」あなたはここにいる。 「we are here.」みんなここにいる。 そんな「場」としてのブランドを少しずつ作り上げていきたい。 自分たちは表現する主体ではなく、単なる媒体でありたい。 そう思います。」
2022年、タクタク(tac:tac)が、エイ・ネット(A-net)から独立。同年、「アイムヒアー(I’m here:)」として再スタートした。アイムヒアーでのファーストコレクション「Hand me up :」を発表した。また、神楽坂にアトリエ&ショップ「: (コロン) 」をオープンした。