デザイナーの立野浩二は1980年にロンドンに移住。独学で服作りを学んだ。
1983年に「カルチャー・ショック」で注目され、1990年から1994年にかけてパリコレクションに参加した。
プレタポルテに携わりながらも、自ら「ワン・オフ(一回限りのもの)」と呼ぶ、通常のパターンや布ではなく特殊な素材を使った一点ものやアート志向の服を発表。1996年の映画「ピーター・グリーナウェイの枕草子」の主人公の衣装にも使われた。
また、アレキサンダー・マックイーン、ジュリアン マクドナルド、マーティン グラントなど多くの有名デザイナーがコージ タツノで経験を積み、後にファッション業界で活躍した。
95年、「エヴー(et vous)」のディレクターに就任。1998-99A/Wよりパリで「トレース」を開始。