カッパ(Kappa)はイタリアのアパレル及びスポーツ関連アイテムを展開するブランド。
SACT社がイタリアのトリノで設立。1950年代に生まれ、1970年代から本格的に展開をスタート。
カッパのロゴマークである背中合わせの男女は「アダムとイブ」を表している。
フットボールを中心としたサプライヤーとしての歴史は古く、これまで、ユベントス、 ACミラン、ASローマ、バルセロナ、ドルトムントなどの強豪サッカーチームと契約してきた。2002年のW杯にてイタリア代表チームにユニフォームを提供した。
ファッションアイテムとしてのアパレルウェアでは「カッパカルチョ(Kappa CALCIO)」を展開。イタリアとフットボールの歴史をテーマとして、当時のスポーツウェアを現代風にアレンジ。コレクションの随所にフットボールの競技特性を感じさせる仕様を散りばめている。フットボールの伝統と遊び心を感じさせるアイテムでカジュアルスタイルを提案している。
2017年、カッパとクリエイティブディレクターの倉石一樹が手掛けるエイフォーラブス(A.FOUR LABS)によつ新プロジェクト「エイフォーラブスカッパ(A.FOUR LABS KAPPA)」をスタート。オリジナルデザインのテープを随所に施したジャケットやパンツ、カットソーなど、コペンハーゲンと東京の”リアル”が融合したクリエイションを披露する。
2018年、志風音とファッション分野でのライセンス契約を締結。アッパーゾーンからボリュームゾーンまで幅広く展開し、GU(ジーユー)などとコラボレーションを行う。
2018年、クリスチャンダダの2018-19年秋冬コレクションランウェイ上で、コラボレーションアイテムを披露。
2018年、ドレスキャンプのデザイナー・岩谷俊和がデザインを手掛けるコレクション「 カッパ ジー(Kappa G)」を2018-19年秋冬コレクションから展開。「ゴルフウェア」と「60年代モード」をキーワードに、岩谷の独特な色使いを落とし込んだアイテムを提案した。
2021年以降は、フェニックス社の事業終了に伴い、志風音がイタリアのベーシックネット社とライフスタイル、スポーツ(アスレ・ゴルフ・ワーク)、鞄、雑貨分野での契約を締結。グローバルラインとドメスティックラインのコレクションに加え、各大手スポーツリテーラーなどの別注アイテムも手掛ける。