ウォーリアーズ オブ ラッドネス(Warriors of Radness)はアメリカのファッションブランド。現在当ブランドは終了している模様。
デザイナーはリック・クロッツ(Rick Klotz)が務める。サーファーであり、元々別ブランドのデザイナーだったリックが、「活き活きとしたサーフカルチャーを表現するブランドを何年も前から始めたかった」と、楽しみ半分で始めたという「ウォーリアーズ オブ ラッドネス(Warriors of Radness)」。
クリエイティブであり独自性をもったサーファーたちがあふれるビーチを目指し、彼らに向け発信するブランド。ブランド名は、1980年後半にディズニーランドで行われていたスケートボードのコンテスト名‘Wizards of Rad'に由来している。直訳すると「過激派の戦士」。その名の通り、波はもちろん、パーティーやドラッグ、女性たちを追いかけまわす「戦士」に自分を例え、それらからインスピレーションを得て制作を行っている。
主に展開しているのはTシャツやスイムウェア、パーカなど、サーファー向けの色鮮やかなアイテム。南カリフォルニアのヴィンテージマリブサーフに強く影響を受けたブランドらしく、ヴィンテージ感にあふれた独特の色落ち感を施したTシャツも人気。デザインはもちろん、縫製まで全てカリフォルニアで行われている。
日本でもバーニーズ ニューヨークや伊勢丹、ビームスの他、有名サーフショップであるジョンズクロージングなどで取り扱いがあり、ビームスとは2011年春夏に別注アイテムも展開している。また、アメリカで最も影響力のある雑誌、GQの主催する「New Menswear Designer of the year」にノミネートされるなど、現在世界中から注目を集めるブランド。