2007年、マリアヴィットーリア・サルゲンティーニ(Mariavittoria Sargentini)が自身のブランド「マーヴィーラボ(Marvielab)」をスタート。
デザイナーのマリアヴィットーリア・サルゲンティーニ(Mariavittoria Sargentini)は、1976年、イタリアのペルージャ生まれ。彼女は、ウンブリア、シチリア、トスカーナ、そしてサルデーニャに住み、そこで学び、働く。
芸術、哲学、デザイン、ファッションデザインについて学んだ後、2年間アントニオ マラスのデザインアシスタントとして働く。その後3年間リネアプロジェクトでマウリツィオ・アルティエリのカルペ ディエムで仕事をする。この期間に成長し、自身のブランドをスタートさせる。
2007年、最初のプロジェクト「S+M+L」をピッティ展に出す。これによってプレスに注目されるようになる。
2008年、「C.L.A.S.S.」プロジェクトに参加。このプロジェクトは持続可能なエコ素材を使用したもの。そしてピッティ展とホワイト展に、新しいプロジェクト「J2」を出す。
2009年、ヴォーグイタリアとアルタローマによりピッティウォモの間で開催されるコンテスト「Who's on next」の7人のデザイナーの一人に選ばれる。ここで最新のプロジェクト「Coating」を発表。
■マーヴィーラボのデザイン・プロジェクトについて
マーヴィーラボのプロジェクトはフォルムと機能性の追求から生まれ、個々のプロジェクトは、クラシックな衣服の脱構築と再構築から成る。これらは毎日の装いと、人の知覚の周りで開発される。
「Conscious dressing(意識的な装い)」は人(ボリューム - 個性)と衣服(形 - 材料)との関係や相互作用の徹底的な考察として知覚される。
- 人は三次元の形で、衣服は平面な形である。衣服は異なった要素として見られ、人は変化できる形として見られる。 -
これらの2つの要素の相互作用から、体はその装い方を見つけ、そして衣服は衣服自身のパーソナリティを見つける。
視覚体験や感覚的な体験は、ミニマムなデザイン構造、天然素材、そしてオールシーズン着用できる衣服によって生み出される。